名刺交換、英語で何て言えばいいか迷ったことありませんか?
「今、渡していい?」「受け取ったあと、すぐしまっていい?」「両手?握手?」——この3秒の迷いが、第一印象を左右します。
名刺交換は単なる儀式ではなく、相手に信頼感と文化理解を一瞬で伝える場面です。英語が得意でなくても大丈夫。言うこと(型)を決めておけば、落ち着いて振る舞えます。
まずはこれだけ(迷ったらこの3行)
- Here’s my business card.(こちら名刺です)
- It’s a pleasure to meet you.(お会いできて光栄です)
- Thank you. I appreciate it.(ありがとうございます)
1. 名刺交換は「文化」ではなく「信頼のスイッチ」
グローバルな現場での名刺交換は、丁寧さや形式そのものよりも、「相手を尊重している」というメッセージが伝わるかが重要です。
名刺を渡すときの一言、受け取ったあとの扱い、目線や表情——小さな差が信頼の立ち上がりを決めます。
逆に言うと、完璧な英語は不要です。短いフレーズでもタイミングと姿勢が合っていれば、プロフェッショナルに見えます。
名刺交換の役割(この3つだけ覚える)
- 第一印象の形成:短い挨拶+落ち着いた動作が「仕事ができる感」を作る
- 相手への敬意の表現:カードの扱いは「相手をどう扱うか」とほぼ同義
- 会話の入口:会社名・役職・拠点は、そのまま質問のネタになる
2. 迷わないための「名刺交換の流れ」テンプレ
現場で迷うポイントはだいたい同じです。ここでは、どの国でも破綻しにくい“安全運転の型”を用意します。
Step 1:名刺を渡す(短く、丁寧に)
- Here’s my business card.
- It’s a pleasure to meet you.
- May I give you my card?(少し丁寧)
※動作は国により違いますが、迷ったら丁寧寄りでOKです。両手で出しても失礼になることはほぼありません。
Step 2:受け取る(“見ている”が礼儀)
- Thank you.
- I appreciate it.
- Great to connect with you.(少しフレンドリー)
受け取ったら1秒だけカードを見る。この一瞬が「あなたを大切に扱ってます」の合図になります。
Step 3:会話につなぐ(最初の1問が勝ち)
名刺交換を“会話のスタート地点”に変えると、印象が一段上がります。
- I see you’re with [Company]. What kind of projects are you working on?
- Your role sounds interesting. What does your team focus on right now?
- How is business in [City/Region] these days?
3. 国別の名刺交換:違いは「形式」より「意味」

名刺交換マナーは国によって異なりますが、押さえるべき本質はシンプルです。相手が名刺に“どれくらいの重み”を置いているかだけ意識すれば、大きく外しません。
日本:名刺=「本人の分身」
- 丁寧さが信頼に直結(両手/一礼/カードを雑に扱わない)
- 受け取った名刺は会議中テーブルに置くことも多い
使える一言
It’s a pleasure to meet you. Here is my business card.
アメリカ:名刺=「連絡先のツール」
- 形式より会話の流れを優先(最初に交換しないこともある)
- 受け取ったカードにメモする文化もある
使える一言
Here’s my card. Let’s stay in touch.
ヨーロッパ:名刺=「会話が成立した証」
- いきなり渡すと「売り込み感」が出る場合も
- 自己紹介→会話→自然なタイミングで交換が多い
使える一言
Could I give you my card?
中国:名刺=「敬意のやり取り」
- 丁寧さ・敬意が強く求められる(両手・一言・すぐしまわない)
- カードの内容に触れて会話を始めると好印象
使える一言
Thank you for your card. It’s great to connect.
4. 名刺から会話を伸ばす:おすすめ質問テンプレ

名刺交換で差が出るのは、交換後の最初の一言です。カードに書いてある情報を使うと、自然で、失礼になりにくい質問が作れます。
会社名から聞く
- I see you’re with [Company]. What does your team focus on?
- What’s your company working on this year?
役職から聞く
- As [Job Title], what are your priorities right now?
- How long have you been in this role?
拠点(地域)から聞く
- Your company is based in [City], right? How is business there?
- Do you travel to Japan often for work?
※質問は長くしないのがコツです。短い質問→相手が話す→相槌、これだけで「会話ができる人」に見えます。
5. よくある失敗と、スマートなリカバリー
名刺交換で評価を落とす原因は、英語力よりも「雑さ」に見える瞬間です。失敗しやすいポイントと、すぐ使える修正フレーズをまとめます。
失敗1:名前の発音に自信がなくて避ける
- Could you kindly repeat your name for me?
- Am I pronouncing your name correctly?
失敗2:無言で渡す/受け取る
一言あるだけで場が柔らかくなります。
- Here’s my card. It’s great to meet you.
- Thank you. I appreciate it.
失敗3:受け取ってすぐポケットに入れる
まずは一瞬見る→「ありがとうございます」→からしまう。これで十分丁寧です。
失敗4:名刺を切らしている/持っていない
- I’m sorry, I don’t have my card with me right now.
- May I email you my contact details?
失敗5:タイミングがわからない
- Before we start, may I give you my card?
- Shall we exchange business cards before we wrap up?
6. 交換後48時間が勝負:フォローアップで信頼を固める
名刺交換は「出会い」ですが、信頼を決めるのはその後です。特に海外では、フォローアップが早いほど「本気の人」と見なされやすい傾向があります。目安は48時間以内です。
フォローアップメール(コピペ用テンプレ)
Subject: Thank you for meeting at [Event/Meeting]
Dear [Name],
It was a pleasure meeting you at [Event/Meeting].
I enjoyed our conversation about [Topic], and I’d love to stay in touch.
If it works for you, could we schedule a short call next week?
Thank you again, and I look forward to speaking with you.
Best regards,
[Your Name]
[Company / Title]
[Email / Phone]
※メール表現をもっと体系的に整えたい方は、こちらも参考にどうぞ。
英文ビジネスメールの書き方完全ガイド【例文付き】
7. 名刺交換・最終チェックリスト(出る前に30秒)
- 名刺:清潔・折れなし・枚数十分
- 一言:渡すとき/受け取るときに短いフレーズを言う
- 受け取り方:一瞬見る(相手を大事に扱う合図)
- 会話:会社名 or 役職から1問だけ聞く
- フォロー:48時間以内にお礼+次の一歩
まとめ:名刺交換は「英語力」より「落ち着き」と「敬意」
名刺交換の成功は、難しい英語ではなく、短い型と相手への敬意で決まります。迷ったら「丁寧寄り」でOK。名刺を受け取ったら一瞬見る。会社名か役職から短く質問する。これだけで、グローバルの場でも信頼は作れます。
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