ビジネス英語の名刺交換マナー完全ガイド|文化の違いと会話テンプレ【2026年最新】

ビジネス英語で名刺交換を行う海外商談の様子。高級オフィスで握手を交わしながら名刺を交換するビジネスパーソン。 ビジネス英語 フレーズ集
グローバルビジネスにおける名刺交換は、第一印象と信頼構築の重要なステップ。

名刺交換、英語で何て言えばいいか迷ったことありませんか?
「今、渡していい?」「受け取ったあと、すぐしまっていい?」「両手?握手?」——この3秒の迷いが、第一印象を左右します。

名刺交換は単なる儀式ではなく、相手に信頼感文化理解を一瞬で伝える場面です。英語が得意でなくても大丈夫。言うこと(型)を決めておけば、落ち着いて振る舞えます。

まずはこれだけ(迷ったらこの3行)

  • Here’s my business card.(こちら名刺です)
  • It’s a pleasure to meet you.(お会いできて光栄です)
  • Thank you. I appreciate it.(ありがとうございます)

1. 名刺交換は「文化」ではなく「信頼のスイッチ」

グローバルな現場での名刺交換は、丁寧さや形式そのものよりも、「相手を尊重している」というメッセージが伝わるかが重要です。
名刺を渡すときの一言、受け取ったあとの扱い、目線や表情——小さな差が信頼の立ち上がりを決めます。

逆に言うと、完璧な英語は不要です。短いフレーズでもタイミングと姿勢が合っていれば、プロフェッショナルに見えます。

名刺交換の役割(この3つだけ覚える)

  1. 第一印象の形成:短い挨拶+落ち着いた動作が「仕事ができる感」を作る
  2. 相手への敬意の表現:カードの扱いは「相手をどう扱うか」とほぼ同義
  3. 会話の入口:会社名・役職・拠点は、そのまま質問のネタになる

2. 迷わないための「名刺交換の流れ」テンプレ

現場で迷うポイントはだいたい同じです。ここでは、どの国でも破綻しにくい“安全運転の型”を用意します。

Step 1:名刺を渡す(短く、丁寧に)

  • Here’s my business card.
  • It’s a pleasure to meet you.
  • May I give you my card?(少し丁寧)

※動作は国により違いますが、迷ったら丁寧寄りでOKです。両手で出しても失礼になることはほぼありません。

Step 2:受け取る(“見ている”が礼儀)

  • Thank you.
  • I appreciate it.
  • Great to connect with you.(少しフレンドリー)

受け取ったら1秒だけカードを見る。この一瞬が「あなたを大切に扱ってます」の合図になります。

Step 3:会話につなぐ(最初の1問が勝ち)

名刺交換を“会話のスタート地点”に変えると、印象が一段上がります。

  • I see you’re with [Company]. What kind of projects are you working on?
  • Your role sounds interesting. What does your team focus on right now?
  • How is business in [City/Region] these days?

3. 国別の名刺交換:違いは「形式」より「意味」

異文化を尊重した名刺交換を行うグローバルなビジネスシーン。多国籍のビジネスパーソンが挨拶を交わしながら名刺を交換する様子。
名刺交換の正解は「相手を尊重している」と伝わること。形式は国によって変わります。

名刺交換マナーは国によって異なりますが、押さえるべき本質はシンプルです。相手が名刺に“どれくらいの重み”を置いているかだけ意識すれば、大きく外しません。

日本:名刺=「本人の分身」

  • 丁寧さが信頼に直結(両手/一礼/カードを雑に扱わない)
  • 受け取った名刺は会議中テーブルに置くことも多い

使える一言
It’s a pleasure to meet you. Here is my business card.

アメリカ:名刺=「連絡先のツール」

  • 形式より会話の流れを優先(最初に交換しないこともある)
  • 受け取ったカードにメモする文化もある

使える一言
Here’s my card. Let’s stay in touch.

ヨーロッパ:名刺=「会話が成立した証」

  • いきなり渡すと「売り込み感」が出る場合も
  • 自己紹介→会話→自然なタイミングで交換が多い

使える一言
Could I give you my card?

中国:名刺=「敬意のやり取り」

  • 丁寧さ・敬意が強く求められる(両手・一言・すぐしまわない)
  • カードの内容に触れて会話を始めると好印象

使える一言
Thank you for your card. It’s great to connect.


4. 名刺から会話を伸ばす:おすすめ質問テンプレ

名刺交換での非言語コミュニケーション。表情やジェスチャー、声のトーンで敬意を伝える様子。
名刺交換は“言葉”より“空気”。笑顔・目線・落ち着いた声が信頼を作ります。

名刺交換で差が出るのは、交換後の最初の一言です。カードに書いてある情報を使うと、自然で、失礼になりにくい質問が作れます。

会社名から聞く

  • I see you’re with [Company]. What does your team focus on?
  • What’s your company working on this year?

役職から聞く

  • As [Job Title], what are your priorities right now?
  • How long have you been in this role?

拠点(地域)から聞く

  • Your company is based in [City], right? How is business there?
  • Do you travel to Japan often for work?

※質問は長くしないのがコツです。短い質問→相手が話す→相槌、これだけで「会話ができる人」に見えます。


5. よくある失敗と、スマートなリカバリー

名刺交換で評価を落とす原因は、英語力よりも「雑さ」に見える瞬間です。失敗しやすいポイントと、すぐ使える修正フレーズをまとめます。

失敗1:名前の発音に自信がなくて避ける

  • Could you kindly repeat your name for me?
  • Am I pronouncing your name correctly?

失敗2:無言で渡す/受け取る

一言あるだけで場が柔らかくなります。

  • Here’s my card. It’s great to meet you.
  • Thank you. I appreciate it.

失敗3:受け取ってすぐポケットに入れる

まずは一瞬見る→「ありがとうございます」→からしまう。これで十分丁寧です。

失敗4:名刺を切らしている/持っていない

  • I’m sorry, I don’t have my card with me right now.
  • May I email you my contact details?

失敗5:タイミングがわからない

  • Before we start, may I give you my card?
  • Shall we exchange business cards before we wrap up?

6. 交換後48時間が勝負:フォローアップで信頼を固める

名刺交換は「出会い」ですが、信頼を決めるのはその後です。特に海外では、フォローアップが早いほど「本気の人」と見なされやすい傾向があります。目安は48時間以内です。

フォローアップメール(コピペ用テンプレ)

Subject: Thank you for meeting at [Event/Meeting]
Dear [Name],

It was a pleasure meeting you at [Event/Meeting].
I enjoyed our conversation about [Topic], and I’d love to stay in touch.

If it works for you, could we schedule a short call next week?
Thank you again, and I look forward to speaking with you.

Best regards,
[Your Name]
[Company / Title]
[Email / Phone]

※メール表現をもっと体系的に整えたい方は、こちらも参考にどうぞ。
英文ビジネスメールの書き方完全ガイド【例文付き】


7. 名刺交換・最終チェックリスト(出る前に30秒)

  • 名刺:清潔・折れなし・枚数十分
  • 一言:渡すとき/受け取るときに短いフレーズを言う
  • 受け取り方:一瞬見る(相手を大事に扱う合図)
  • 会話:会社名 or 役職から1問だけ聞く
  • フォロー:48時間以内にお礼+次の一歩

まとめ:名刺交換は「英語力」より「落ち着き」と「敬意」

名刺交換の成功は、難しい英語ではなく、短い型相手への敬意で決まります。迷ったら「丁寧寄り」でOK。名刺を受け取ったら一瞬見る。会社名か役職から短く質問する。これだけで、グローバルの場でも信頼は作れます。

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