「英語メール、失礼になっていないか不安」「丁寧に書いたつもりなのに、硬すぎる気がする」――ビジネス英語メールは、文法よりも“型”が大事です。
この記事では、社会人がよく使う場面に絞って、書き出し→本文→締めまで“そのまま使える表現”をまとめました。まずはコピペでOK。慣れてきたら自分の言葉に寄せていけば十分です。
まず押さえる：英語メールの基本ルール（これだけで印象が整う）
- 1通1目的（依頼・確認・共有など目的を1つにする）
- 短い文（1文は15〜20語くらいを目安）
- 結論→理由→依頼の順に書く
- 強い表現（must / immediately 等）は避け、could / wouldで柔らかくする
書き出し（Greeting）で迷わない定番フレーズ
よく使う（万能）
・Hello [Name],
・Hi [Name],（ややカジュアル）
丁寧寄り（フォーマル）
・Dear [Name],
・Good morning/afternoon [Name],
名乗り（初回や久しぶりに便利）
・This is [Your Name] from [Company].
・I hope this email finds you well.
依頼（Request）を丁寧にする3パターン
① いちばん使いやすい
・Could you please ～ ?
② さらに丁寧（お願い感を弱める）
・Would it be possible to ～ ?
③ 感謝を添える（相手の負担が大きいとき）
・I would appreciate it if you could ～ .
例（資料依頼）
Could you please share the latest proposal?
Would it be possible to send it by Friday?
確認（Confirmation）で“すれ違い”を防ぐ言い方
・Just to confirm, ～ .（念のため確認です）
・Could you confirm ～ ?（確認いただけますか）
・Please let me know if my understanding is correct.（認識が合っているか教えてください）
返信（Reply）とお礼：感じよく短く返す
・Thank you for your reply.
・Thanks for getting back to me.
・I appreciate your quick response.
相手が対応してくれた後の一言
・Thank you for your support.
・That helps a lot. Thank you.
お詫び（Apology）を軽く・誠実に伝える
・I apologize for the delay.
・Sorry for the late reply.
・Thank you for your patience.
締め（Closing）で迷わない：目的別テンプレ
返信がほしい
・I look forward to hearing from you.
次の対応を促す
・Please let me know if you have any questions.
・If you need any further information, please feel free to contact me.
結び
・Best regards,
・Kind regards,（丁寧寄り）
・Sincerely,（フォーマル）
よくある失敗3つ（ここだけ注意すれば安心）
- 長文すぎる → 3〜6行で区切る／箇条書きを使う
- 強い言い切り（must, need to）→ could/would へ置き換える
- 目的が曖昧 → 冒頭に「依頼」「確認」を一文で書く
練習の近道：英語メールは“口が慣れる”と早い
英語メールは、表現を覚えるだけでなく「自然な言い回し」に慣れるのが近道です。学習サービスを使うなら、社会人向けに続けやすいものから試すと失敗しにくいです。
※ 忙しい社会人向け英語学習サービス比較は、こちらの記事でまとめています。
※ 社会人におすすめの英語学習サービス5選は、こちらで整理しています。
※ レアジョブ英会話の評判や注意点は、こちらの記事で解説しています。
まとめ：まずは「型」だけ持てば英語メールは回り始める
英語メールは、難しい表現よりも失礼にならない型を持つことが最優先です。今回のフレーズを土台にして、依頼・確認・返信・お詫び・締めを“短く”回せるようにしていきましょう。
