海外出張で役立つ50のビジネス英語フレーズ|会議・空港・ホテル・トラブル完全対応

海外出張で使うビジネス英語フレーズをまとめたイメージ。会議・空港・ホテル対応。 日常生活で使える英語
海外出張で使えるビジネス英語フレーズを場面別に整理

第1章:空港でのフレーズ(9)

海外出張は、空港から始まります。そして実はここが一番「英語が出てこなくなる場所」です。

理由はシンプルで、緊張・移動疲れ・時間制限が重なるからです。完璧な英語を話そうとすると、頭が真っ白になります。

だからこそ空港英語の基本は、短く・具体的に・一文で言い切ること。

空港で使う英語は、実は3パターンに分類できます。

  • 依頼する(Request) — 席・荷物・サポート
  • 確認する(Confirm) — 時間・搭乗口・規則
  • 状況を伝える(Explain) — 遅延・接続便・問題

この3つを押さえておけば、空港ではほぼ困りません。

チェックイン

チェックインでは「予約していること」と「希望」を伝えれば十分です。余計な説明は不要です。

  1. “I’d like to check in for my flight to [destination].”
    ([目的地]行きの便にチェックインしたいです。)
  2. “Can I have an aisle seat, please?”
    (通路側の席をお願いできますか?)
  3. “Do you have any upgrades available?”
    (アップグレードの空きはありますか?)

ポイント:“I’d like to…” は柔らかく、かつ意思が明確に伝わる万能表現です。

保安検査(セキュリティ)

セキュリティでは、ルールが国ごとに違います。分からないときは必ず確認しましょう。黙って間違えるより、聞いた方がスムーズです。

  1. “Do I need to remove my laptop from my bag?”
    (ノートPCはバッグから出す必要がありますか?)
  2. “Is there a separate line for business class?”
    (ビジネスクラス用の列はありますか?)
  3. “Can I keep my shoes on?”
    (靴は履いたままで大丈夫ですか?)

コツ:疑問形+短文で十分です。長い説明は必要ありません。

機内でのお願い

機内では“Could I…”が基本形です。丁寧で自然、そして世界中で通じます。

  1. “Could I get a blanket, please?”
    (毛布をいただけますか?)
  2. “What time will we be landing?”
    (着陸予定時刻は何時ですか?)
  3. “Could you help me with my overhead luggage?”
    (上の棚の荷物を手伝ってもらえますか?)

ここまで押さえれば、空港で英語に詰まることはほぼなくなります。

空港英語は「会話」ではなく「手続き」です。感情よりも、明確さが優先されます。

まずはこの9フレーズだけを声に出して練習してみてください。出張当日の安心感が、まったく変わります。


第2章:ホテルでのフレーズ(9)

ホテルは、海外出張中に最も英語を使う場所のひとつです。

チェックイン、設備の確認、サービス依頼、トラブル対応…。実はここは、依頼・確認・軽い交渉の練習場でもあります。

ポイントは、「丁寧さを保ちながら、要件を明確に伝える」こと。ホテル英語は会話力よりも、構造のシンプルさが重要です。

基本は次の3パターンです。

  • I have…(状況を伝える)
  • Could I / Could you…(丁寧に依頼する)
  • Is / Are… included?(条件を確認する)

この型を覚えるだけで、ほとんどのやり取りはカバーできます。

チェックイン・確認

チェックインでは、まず「予約している」ことをはっきり伝えます。“under the name”は必須表現です。

  1. “I have a reservation under the name [Your Name].”
    ([あなたの名前]で予約しています。)
  2. “Could I have a room on a higher floor?”
    (高層階のお部屋にしていただけますか?)
  3. “Is breakfast included in the room rate?”
    (朝食は宿泊料金に含まれていますか?)

ポイント:“included”は出張英語の重要単語。朝食・税金・Wi-Fiなど、すべて確認できます。

サービスの依頼

部屋に関する依頼は、感情を入れずに淡々と伝えるのがコツです。

  1. “Could you send an iron to my room?”
    (アイロンを部屋に持ってきてもらえますか?)
  2. “Can I get a late checkout?”
    (レイトチェックアウトは可能ですか?)
  3. “Is there a business center in the hotel?”
    (ホテルにビジネスセンターはありますか?)

“late checkout”は出張で非常によく使います。会議後の移動日には必須です。

よくあるトラブル

トラブル時に大事なのは、「怒らないこと」。感情を乗せると伝わりにくくなります。事実+依頼の形で十分です。

  1. “The Wi-Fi in my room isn’t working. Could you help?”
    (部屋のWi-Fiが使えません。対応していただけますか?)
  2. “I requested a non-smoking room, but this room is smoking.”
    (禁煙室をお願いしましたが、この部屋は喫煙室になっています。)
  3. “The air conditioning is too loud. Can I change rooms?”
    (エアコンの音が大きすぎます。部屋を変えられますか?)

コツ:「but」で事実を述べ、「Could you…」「Can I…」で解決策を提示します。これだけで十分通じます。

ホテル英語は、小さな交渉の連続です。ここで落ち着いて話せるようになると、会議や商談でも自然と自信がつきます。

次は、いよいよ本番。会議で使う英語に進みます。


第3章:会議でのフレーズ(12)

海外出張で最も緊張する場面が、会議です。

ここで求められるのは、流暢な英語ではありません。会議を前に進める英語です。

実は会議は、次の4つの役割ができれば回ります。

  • ① 開始する
  • ② 確認する
  • ③ 意見を述べる
  • ④ まとめる

この4つを押さえれば、英語が完璧でなくても「仕事ができる人」に見えます。

自己紹介・開始

第一印象は最初の30秒で決まります。短く、明確に、主語を入れて話します。

  1. “Hello, I’m [Your Name] from [Your Company].”
    (こんにちは、[会社名]の[名前]です。)
  2. “It’s a pleasure to meet you.”
    (お会いできて光栄です。)
  3. “Thank you for making the time today.”
    (本日はお時間をいただきありがとうございます。)

“Thank you for making the time” は、フォーマル会議で非常に使える万能フレーズです。

議題の進行・確認

会議では「確認力」が信頼を生みます。聞き流さず、目的を明確にします。

  1. “Shall we move on to the next item on the agenda?”
    (次の議題に進みましょうか?)
  2. “Could you provide more details on this point?”
    (この点をもう少し詳しく教えていただけますか?)
  3. “Just to confirm, our goal is [goal], correct?”
    (確認ですが、目的は[目的]で合っていますか?)

“Just to confirm” は誤解防止の必須表現です。特に契約・数字の場面では必ず使います。

意見・提案・合意

海外会議では、沈黙=同意ではありません。何か一言は発言しましょう。

  1. “I agree with your point, and I’d like to add…”
    (ご意見に賛成です。付け加えると…)
  2. “Could you clarify what you mean by…?”
    (…の意味をもう少し説明していただけますか?)
  3. “What are the potential risks of this approach?”
    (この進め方のリスクは何が考えられますか?)

リスクを問う質問は、プロフェッショナルな印象を与えます。

締め・次アクション

会議で最も重要なのは「終わり方」です。合意事項を整理できる人が主導権を握ります。

  1. “Let’s summarize what we’ve agreed on.”
    (合意した内容を整理しましょう。)
  2. “We’ll follow up on these action items by 2026/02/15.”
    (これらの対応事項は[日付]までにフォローします。)
  3. “Thank you for your time and input.”
    (お時間とご意見をありがとうございます。)

“follow up” はビジネス英語の超重要動詞です。会議後メールでも必ず使います。

会議英語の本質は、「正しい英語」ではなく「前に進める英語」。一言でも良いので、構造を意識して発言することが信頼につながります。

次は、出張中の関係構築に欠かせないネットワーキング英語です。


ここまで読んで、「自分はどの場面が弱いのか分からない」と感じた方は、一度タイプを整理してみてください。英語学習マッチング診断では、あなたのビジネス英語の課題タイプを可視化できます。

第4章:ネットワーキングでのフレーズ(12)

海外出張の成果は、会議だけで決まりません。

実は、コーヒーブレイクやレセプションでの5分間の会話が、次の商談を生むことがあります。

ネットワーキングで重要なのは、英語の上手さではなく自然さと距離感です。

流れはシンプルです。

  • ① 挨拶・名刺交換
  • ② 軽い雑談
  • ③ 仕事の話へ自然に移行
  • ④ 次につなぐ

この型を覚えておけば、沈黙に困ることはありません。

名刺交換・挨拶

最初の一言は、短く・笑顔で・ゆっくり。

  1. “Here is my business card.”
    (こちらが私の名刺です。)
  2. “May I have your business card?”
    (名刺をいただけますか?)
  3. “It’s great to meet you in person.”
    (直接お会いできてうれしいです。)

“in person” を入れると、オンライン時代の今は特に好印象です。

会話の入り口(雑談)

いきなり仕事の話に入らないこと。まずは場の空気を整えます。

  1. “How has your trip been so far?”
    (今回のご出張はいかがですか?)
  2. “Is this your first time in [city]?”
    ([都市]は初めてですか?)
  3. “What brings you here today?”
    (今日はどんなご用件でこちらへ?)

“What brings you here?” は万能です。自然に相手の目的を聞けます。

共通点・仕事の話へ

相手に話してもらうのが基本です。ネットワーキングは“話す力”より“聞く力”。

  1. “What line of work are you in?”
    (どのようなお仕事をされていますか?)
  2. “How long have you been with your company?”
    (御社にはどのくらい在籍されていますか?)
  3. “I’d love to learn more about what you do.”
    (お仕事についてもう少し伺いたいです。)

“I’d love to…” は、丁寧で前向きな印象を与える便利な表現です。

次につなぐ・締める

雑談で終わらせないこと。必ず“次”をつくります。

  1. “It was great talking with you. Let’s stay in touch.”
    (お話しできてよかったです。今後も連絡を取りましょう。)
  2. “May I email you after I get back?”
    (帰国後にメールしてもよろしいですか?)
  3. “Enjoy the rest of the event.”
    (イベントの残りもお楽しみください。)

最後の一言で印象は決まります。笑顔+アイコンタクト+ゆっくり話す、これだけで十分です。

ネットワーキング英語の本質は、「流暢さ」ではなく安心感。短く、前向きに、次につなげる。これが海外出張で信頼を積み上げるコツです。

最後に、出張中に避けられない“トラブル対応”の英語を整理します。


第5章:トラブル対応のフレーズ(8)

海外出張で本当に焦るのは、英語が通じないときではなく、トラブルが起きた瞬間です。

フライト遅延、荷物未着、パスポート紛失。こうした場面では完璧な英語は不要です。

必要なのは、状況説明+具体的な依頼を短く言えること。長く話すほど誤解が増えます。

基本の型はこれだけです。

  • ① 事実を伝える
  • ② 何を求めているか言う
  • ③ 次の手順を確認する

フライトの遅延・変更

空港では、冷静さが最大の武器です。

  1. “My flight has been delayed. What are my options?”
    (便が遅れています。選択肢を教えてください。)
  2. “Can I get an update on the new departure time?”
    (新しい出発時刻の最新情報をいただけますか?)
  3. “Will accommodation be provided if the delay is overnight?”
    (遅延が一泊になる場合、宿泊は提供されますか?)

“What are my options?” は万能フレーズ。状況が変わっても使えます。


荷物の紛失・未着

感情的にならず、事実ベースで。

  1. “My luggage hasn’t arrived. Could you help me locate it?”
    (荷物が届いていません。探すのを手伝っていただけますか?)
  2. “I need to file a lost luggage report.”
    (紛失荷物の申告をしたいです。)
  3. “How long will it take to get my luggage back?”
    (荷物が戻るまでどのくらいかかりますか?)

“file a report” は覚えておくと安心です。


緊急時(パスポート・体調不良など)

緊急時は、短く・明確に。

  1. “I lost my passport. What should I do?”
    (パスポートを失くしました。どうすればいいですか?)
  2. “Is there a hospital or clinic nearby?”
    (近くに病院やクリニックはありますか?)

“What should I do?” は、助けを求める最もシンプルで強い表現です。


海外出張のトラブル対応で大切なのは、英語力より落ち着きです。

今日紹介したフレーズをいくつか頭に入れておくだけで、出張中の不安は大きく減ります。

完璧を目指さなくていい。
伝わる英語を、短く。
それが海外出張を成功させるビジネス英語の本質です。

最後に、この記事全体のポイントをまとめます。



出張前に、自分の「弱点タイプ」を把握していますか?

出張英語でつまずく原因は、人によって違います。

  • 単語不足なのか
  • 会議表現が弱いのか
  • 瞬発的なスピーキングが苦手なのか
  • 型が身についていないのか

闇雲に勉強しても、出張本番では不安は消えません。

まずは自分の英語タイプを可視化すること。

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