序章:「favorite」を“口から出せる”と英語が一段ラクになる
日本語の「お気に入り」は英語で favorite。
ただし英語では、favorite は「一番」を意味する強めの表現で、場面によっては go-to / I’m into などに言い換える方が自然になります。
それでも、favorite は超重要単語です。日常会話でもビジネスでも頻出するため、意味を理解したうえで、発音まで確実にしておくと、英語が一気にラクになります。
このページは、「favorite」を正しく・自然に“口から出せるようにするための実践ページです。
日本語の「お気に入り」と英語表現のズレそのものを整理したい場合は、先に次のページで全体像を押さえてください。
👉 「お気に入り」は英語で何と言う?日本語と英語のズレを完全に解決
第1章: 「favorite」の発音を最短で固める(音・アクセント・よくある間違い)
1-1. 発音の目安(IPA)
favorite の基本イメージは「FEI(強)+ vər(弱)+ it/ət(弱)」です。
アメリカ英語では語尾が「ət」っぽく曖昧になることが多く、イギリス英語では「ɪt」寄りになることが多いです。
- 米:/ˈfeɪv(ə)rət/(語尾が「リット」より「ラット/ラァト」寄りになりやすい)
- 英:/ˈfeɪv(ə)rɪt/(「リット」寄りに聞こえやすい)
1-2. 強弱アクセントは「FEI」だけ強く
日本語の「フェ・イ・バ・リ・ッ・ト」みたいに均等に言うと、英語では不自然になりがちです。
コツは、最初だけ強く、残りは軽く流すことです。
- ✅ FEI-vər-ət(FEIだけ強い)
- ❌ fe-I-va-ri-to(全部同じ強さ)
1-3. 日本人が詰まりやすい音は「v」と「r」
v は「b」ではありません。上の歯を下唇に軽く当てて、息の摩擦で鳴らします。
r は舌先をどこにも付けず、口の中で“浮かせたまま”にすると出しやすいです。

まずは音を聞いて、真似してみてください(聞く→真似→もう一回聞く、の順が最短です)。
第2章: 30秒でできる「favorite」発音トレーニング
2-1. 3ステップ(口の形→アクセント→つなげる)
- Step1:FEI(ここだけ強く・口を横に)
- Step2:vər(vを摩擦で、ərは軽く)
- Step3:ət / ɪt(語尾は“弱く・短く”)
2-2. 米音声・英音声で聞き比べ(あなたはどっち寄りでもOK)

ミニ目標:「favorite」を 3回連続で 言えるようにするだけでOK。
完璧を目指すより、口が慣れる速度を上げた方が早いです。
第3章: 会話で使うなら「短い型」だけ覚える
ここは“暗記”ではなく、使いどころを固定するとラクです。
発音練習も、例文がある方が口が回ります。
- My favorite ~ is …(一番好き)
- This is one of my favorites.(かなり好きの一つ)
- This is my go-to ~.(定番)
- I’m into ~ these days.(最近ハマり)
※「お気に入り=favorite」だけでズレるケース(go-to / I’m into などの使い分け)は、こちらで整理済みです。
👉 お気に入り英語の使い分けガイド
第4章: 1日5分で定着させるルーティン(忙しい社会人向け)
- 1分:音声を1回聞く(口は動かさない)
- 2分:真似して3回(FEIだけ強く)
- 2分:例文を2つ声に出す(My favorite / one of my favorites)
この5分が続くと、発音だけでなく英語が出てくる速度が上がります。
結論: 「favorite」は“強く言い切らず、自然に流せる”のが正解
発音のポイントは、FEI を強く、残りは軽く。
それだけで「通じやすさ」が上がり、会話のストレスが下がります。
そして一番大事なのは、練習を増やすことより、短く回して続けることです。
迷ったらまたここに戻って、音声→3回だけ、でOKです。
よくある質問(FAQ)
「favorite(お気に入り)」の発音について、よくある疑問を2つに絞って整理します。
Q1. favorite の発音は「フェイバリット」で合っていますか?
A. 目安としては近いですが、英語では最初の「FEI」だけを強く、残りは軽く発音するのが自然です。日本語のように均等に「フェ・イ・バ・リ・ッ・ト」と言うと不自然になりやすいので、「FEI-vər-ət / FEI-vər-it」のように“強→弱→弱”のリズムを意識すると通じやすくなります。
Q2. favourite(イギリス英語)と favorite(アメリカ英語)は発音も違いますか?
A. どちらも基本のリズムは同じで、違いは主に綴り(u の有無)です。発音はどちらも先頭にアクセントがあり、語尾が米では曖昧に(/ˈfeɪv(ə)rət/のように)聞こえることが多く、英では(/ˈfeɪv(ə)rɪt/のように)「it」寄りに聞こえることがあります。まずはアクセントが先頭という一点を押さえるのが最優先です。

